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ジャンバティスト・セナ アルバレット・エ・コクリコ '17

【特徴・味わい】
アルバレットは中世の銃、コクリコはひなげしの花の意味で反対のものが組み合わさっているという意味の通り、しっかりしている中にフルーティさもある赤。渋みも程よく、よく熟した果実、心地よい酸のバランスが良い1本です。

ジャンバティスト・セナ アルバレット・エ・コクリコ '17

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3,190円 (税込)

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ワイン名 Albalete et Coquelocots '17
生産年 2017
味わい 辛口 中重
種類
品種 カリニャン 60%、グルナッシュ 40%
産地 ラングドック地方 V.D.P
内容量 750ml
アルコール度数 14%未満
保存方法 14℃以下
ご注意 開封後は冷蔵の上、早めにお飲みください。

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Jean-Baptiste SENAT
学者肌の探究心で熱くワインを語る男、ジャンバティスト!

 南フランス、ミネルヴォワで奥様のシャルロットと共にワイン造りをする熱い男、ジャンバティスト・セナ。もともと父方の実家はこの地で7代続くワイン農家でしたが、自身はパリ生まれで大学では政治学を研究し、研究職として働いていました。ところが、28歳の時、その環境が自分にとって満足なものではないことを自覚、もっと懇親性のある文化的な仕事をしたいと考えるようになりました。そんな中、父の実家であるミネルヴォワで「家族が代々守ってきた遺産」を引き継ぐことへの思いが募っていったといいます。

 そして1997年、大都会パリから大自然に囲まれたミネルヴォワに家族と共に移ってきたのでした。それからは、ブドウ栽培の探求に明け暮れる毎日が続きます。もともと研究職だっただけあって、これと決めたことへの追求は徹底しています。その結果、父から受け継いだ畑は平地が多く、より良いぶどうを造るには土地のやせた斜面の畑が良いこと、また、土壌がさまざまなミネルヴォワではそれぞれの土壌に合わせた品種を栽培し、それを複数組み合わせてワインを造ることこそがこの地の最高のワイン造りにつながるという、自分の哲学を持つにいたったのです。そして、これはという斜面の畑を買い、自然派の生産者仲間たちともコミュニケーションをとりながら、ワイン造りを続けてきました。

 現在15ヘクタール所有している畑はいろいろな場所に点在しており、品種もカリニャン、グルナッシュ、ムールヴェードル、サンソー、シラーとそれぞれのテロワールに合わせて栽培をしています。
「ラングドックでは、カリニャンは安物ワイン用のぶどうという扱いを受けることが多いけど、暑さや乾燥に強いし、石灰質の軽い土壌で収穫量を落として丁寧に栽培すれば素晴らしいポテンシャルを持つぶどうができる。僕はこの地域の王様だと思うよ」
確かにセナの全てのワインにはカリニャンが使われていて、それぞれに個性を上手く出しています。

 畑の土はどこも柔らかでいかにも微生物が元気に活動していそう。
「羊の糞をまいたりして、微生物を増やすようにしているし、春には土に空気を入れるため、耕す作業もするんだ。樹齢の古い畑ではや木土壌を傷めないために馬を使って作業もするよ。良い土壌がワインに複雑さや深みを出すんだ」

 有機栽培に適した良い環境の畑を少しずつ増やしていくのがこれからの目標というセナ、2005年には周りを森に囲まれた丘に新たにグルナッシュのぶどうを植えました。こうして次の世代にも良い畑を残していきたいといいます。

 奥さんのシャルロットはそんなジャンバティストを支えながら、持ち前のパワーで自然派生産者たちの世話役として各地の試飲会やイベントに大活躍。その元気でエネルギッシュな姿は生産者たちの間では有名なのだとか!今や自然派生産者の中でもなくてはならない存在になっているセナ夫妻、これからも持ち前のパッションで個性あふれる素敵なワインを造ってくれることでしょう!