【特徴・味わい】
2015年ヴィンテージから、新たなカーヴを構えたカトリーヌ。
ワインも名前を一新、畑のあるエリアの地名ラ・カルボネルに。
若々しく、タンニンもしっかりありながら、果実味豊かな1本に仕上がっています。
ワイン名 |
Catherine Bernard La Carbonelle'15 |
生産年 |
2015 |
味わい |
辛口 中重 |
種類 |
赤 |
品種 |
グルナッシュ 50%、ムールヴェードル 30%、サンソー 20% |
産地 |
ラングドック地方 V.D.P |
内容量 |
750ml |
アルコール度数 |
14%未満 |
保存方法 |
14℃以下 |
ご注意 |
開封後は冷蔵の上、早めにお飲みください。 |
Catherine Bernard
元ジャーナリスト女性が造る話題の自然派!
フランスの全国紙「リベラシオン」のジャーナリストとして20年間活動していたカトリーヌ・ベルナールが、自然への回帰を熱望して始めたワイナリー。 もともと、ロワール地方の「ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ」の産地、ナント市から大西洋に近い場所で生まれ育ったカトリーヌは、ワインは好きだったものの、ブルゴーニュ以南のものは口にしたこともなかったとか。 ところが、モンペリエ特派員になったことがきっかけでラングドックの自然派ワインに興味を持ち、人生を180度切り替えて、ついには生産者になってしまったというから、超パワフル。
ワイン造りをすると決めたら早速、モンペリエにある栽培・醸造学校に入学、2年間の勉強と研修をしつつ、よそ者に冷たいラングドックの田舎で畑購入の算段に走り回りました。 一方でマキシム・マニョンやジャン・パティスト・セナなど、自然派の生産者らと交流、自然で昔ながらの畑作業と醸造を実践してきました。 そして、2005年、ついに初めて自分自身のワインをリリース。彼女の目指す「ラングドックらしい強さと同時にしなやかでなめらかなワイン」に仕上がりました。 畑作業から醸造まで、悪戦苦闘しながらひとりで頑張る彼女を見て、最初は挨拶さえしてくれなかった地元の生産者たちも、今では仲間として認めてくれるようになりました。 またマスコミでは、試飲でも高得点を取るワインの新人生産者としてすでに話題になっています。
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●栽培
モンペリエの北部に2002年に3haの地所を購入。2005年現在、収穫できるのは1.5ha。その他は植え替えなど、改良中。一部「ビオディナミ」を実践する「ビオロジック」農業。除草剤や化学肥料は使いません。
●醸造
2005年ヴィンテージは、南仏の伝統的な木製の大樽を使って、野生酵母で発酵する「昔ながらの醸造方法」。今では友人となったマキシム・マニヨンらが行う「亜硫酸を使わない醸造」をしようとがんばる彼女は、亜硫酸は欠かせないとテクニックに頼った醸造を指導するワインコンサルタントともめて契約を取り消してしまったほど。そこまでして「果実のみずみずしさが残るなめらかなワイン」を追求している。
特に注意するのは発酵温度。最高23℃以下に抑えて粗く重たいワインにならないように気を配る。
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