【特徴・味わい】
ニコラの新作、マキシミュスは彼のファミリーの中でのニックネームであり、映画グラディエーターの中でラッセル・クロウ扮するローマ将軍の名前でもあるところから命名。樹齢30年のフェルサルバドゥールの独特な複雑さと果実味、エレガントなタンニンが魅力的な1本です。SO2添加ゼロ。
ワイン名 | Maximus |
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生産年 | 2013/2014/2015/2016 |
味わい | 辛口 中重 |
種類 | 赤 |
品種 | フェルセルヴァドール 100% |
産地 | 南西地方 I.G.P. Aveyron |
内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 14%未満 |
保存方法 | 14℃以下 |
ご注意 | 開封後は冷蔵の上、早めにお飲みください。 |
NICOLAS CARMARANS
200年前のぶどう畑再生に情熱をかけて人生を変えたパリジャン!
アヴェロン県の北部、南西地方のガイヤックから約200kmほど、オーブラック山脈の支脈の山中に、ぽつんと孤立した村、コンプリエスがあります。その村はずれにあるのが二コラの家兼カーヴ。たどり着くまで、こんなところに村があるのかと不安になるほどの山奥、標高500mのこれぞ秘境中の秘境といった場所です。ここでワイン造りをしているニコラはもともとはパリ生まれで親の世代からビストロを経営していました。コンプリエスは祖父母がいた為、子供のころから夏休みなどに遊びに来る大好きな場所だったといいます。 「良いワインを造るには良いぶどうと時間が必要だからね。よいぶどうのための作業は苦にはならないし、楽しみながらやっているよ」時には、友人でもあり自然派生産者の先輩たちが遊びに来たり、作業を教えに来てくれたりするといいます。「ガメイを1000本植えたときはマルセル・ラピエールのぶどうの枝を分けてもらったし、この間はエリック・プフェリングが来て、枝先を切るのは根を切ることと同じだって教えてくれたよ」初リリースから7年目を迎えた今、少しずつ増えているものの、たったひとりで造るワインの生産量は4種類合わせて8000本程度の超限定。その20パーセントを日本に分けてもらっています。人気があるのにパリのビストロでは常に入手困難とあって、幻のワインとの評判もあるとか。「うれしいことだよ。ワイン造りは大変じゃないかって?好きじゃないとできないよね、仕事は何でも。そうすると大変でも気にならないし、自然にいいものが出来るんじゃないかな。みんなに喜んでもらえると思うとますます造りがいがあるよ」人生を変えてまでワインを造ることにこだわったニコラ。小さな苗だったぶどうたちもすくすく育って、ますます素晴らしいワインを造りたいとワイン道を驀進中!今ももちろんおいしくて魅力いっぱいですが、まだまだこれからが楽しみなニコラのワインです。 |