【特徴・味わい】
超低収穫量(8~15hl/ha)でしっかり熟したぶどうを使い、酸化防止剤を添加しないで造ったナチュラル・ナチュラルの白。甘みを感じるほどの凝縮感と複雑な香りが見事です。抜栓後の変化も楽しめる自然派ならではの1本。
ワイン名 | Julien Courtois Esquisses '10 |
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生産年 | 2010 |
味わい | 辛口 中重 |
種類 | 白 |
品種 | ムニュ・ビノー |
産地 | ロワール地方 V.D.T. |
内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 14%未満 |
保存方法 | 14℃以下 |
ご注意 | 開封後は冷蔵の上、早めにお飲みください。 |
JULIEN COURTOIS
父譲りの天才肌が生み出す本物の自然派ワイン!
ジュリアン・クルトワのドメーヌはロワール地方のブロワの街から南西に25kmのソワン村にあります。ジュリアンといえば、ロワールの自然派を代表する生産者のひとり、クロード・クルトワを父に持つことで知られています。よちよち歩きの頃からぶどう畑の中で育った彼は10代の頃から父と共にワイン造りの経験を積み、1998年、21歳の時に自分自身のワインを初リリースします。醸造はずっと父の下で行ってきましたが、父のカーヴを継ぐことは弟に譲り、昨年、ついに自分のカーヴが完成、完全に独立を果たしました。とはいえ、ワインへの情熱が先ということでかーヴは完成したものの自宅は未だにプレハブ状態のまま。それでもアーティストのマダムはラベルのための絵を描いたり、しっかり協力してくれています。次は家族の為に家を建てることも目標のひとつになりました。ワイン造りにおいて、ジュリアンが一番大切にしているのは畑での作業です。なぜなら、品種の個性とテロワールの特徴を良く表現した健全なぶどうを造ることが、良いワインを造る原点だから。ぶどう畑の環境を良くするために、木立で畑を囲ったり、果樹を植えたり、動物を飼ったりして多様性を持った生物環境をつくり、バランスをとる試みもしています。具体的にはぶどうの畝の間を耕すのは毎年、2列置きに交互に行います。草を鋤きこむ為の作業は4月から6月にしています。また、木の根元の畝の草は手作業で短く刈り込み、悪影響を及ぼすものは抜くようにしています。草を残すことで雨量が多いときは余分な水分を草が吸い、太陽に対しては程よい水分や温度の状態を保っくれるからです。そしてぶどうの木の根が地底深くまで伸びる手助けにもなるのです。もちろん、一切の化学薬品は使用しません。収穫はぶどうが完熟するのを待って行い、凝縮感を得る為に収穫量は驚くほど低く保ちます。「僕はただ、最高の状態でテロワールが表現できりように、ぶどうの環境を整えてあげるだけ。後は自然の力なんだ」ジュリアンは、いつも静かで控えめです。 |
●醸造 |