【特徴・味わい】
シャトーヌフ・デュ・パプでは耕地面積の7%のみと生産量が極少なく、希少な白。
ギイ・ムセでは4品種を混ぜて複雑さを出し、発酵も熟成もステンレスタンクと樽を併用して若々しさや果実味を生かす工夫をしています。
しっかりした骨格と力強さと同時に果実のアロマなども感じられる上質の白です。
ワイン名 | Clos St.Michel |
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生産年 | 2010/2011 |
味わい | 辛口 重め |
種類 | 白 |
品種 | クレレット 30%、グルナッシュ 30%、ルーサンヌ 20%、ブールブーラン 20% |
産地 | AOC Chateauneuf du Pape |
内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 14%未満 |
保存方法 | 14℃以下 |
ご注意 | 開封後は冷蔵の上、早めにお飲みください。 |
Guy MOUSSET & Fils
有名評論家からも常に高得点評価!実力派生産者
オリヴィエとフランク兄弟がワイン造りをするドメーヌ、ギイ・ムセは、南フランス、アヴィニョンの街から北へ10kmほどのところに位置するソルグにあります。ここフランス「ローヌ地方」でワイン造りを始めて4代目となるムセファミリーは、ロバート・パーカーを始め、世界中の多くのプロに認められている実力派生産者として注目される存在です。10年ほど前に父のギイがリタイアしてから、現在46歳のフランクと43歳のオリヴィエが4代目として活躍しています。畑は全部で35ヘクタール。そのうち15ヘクタールがシャトーヌフ・デュ・パプ、その他がコート・デュ・ローヌとコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュのAOC、そしてVDPが5ヘクタールで、そのすべてを2005年からビオ(有機)でブドウ栽培をしています。 畑は主に兄のフランクが担当、オリヴィエは醸造を担当し、兄弟でスクラムを組んでドメーヌを支えています。かつてオリヴィエはカナダでアイスホッケーチームに所属していたスポーツマンでした。今でもがっしりとしたスポーツマン体系のなかなかのイケメンパパです。1987年に帰国し、父と兄と共にワイン造りを始めたのでした。今ではワインにも彼のキャラクターであるダイナミックさや力強さが反映されています。 |
英語も堪能なオリヴィエは世界中を飛び回ってワインへの情熱を伝えるなど、積極的に活動をしていて、その結果、アメリカやカナダでも高い評価を受けるようになりました。ロバート・パーカーにも常に高得点をもらっています。 |
ドメーヌのあるソルグはシャトーヌフ・デュパプの地域で、ローヌ河の運んできた大きな丸い石がごろごろ転がる土壌。昼の間、日光で暖まった石が夜間も暖かさを維持するのでぶどうがよく熟し、凝縮した味わいになることで濃厚なワインが出来る特殊な場所といえます。また、ドメーヌから約20km北のセリニャン・デュ・コンタ村の段々畑は石灰粘土質土壌で、樹齢の高い高品質のシラーが栽培されています。そのおかげでシャトーヌフ・ド・パプに引けを取らない素晴らしいコート・デュローヌを造っています。シャトーヌフ・デュ・パプの白ワインの生産量は全体の5%程度と極少量ですが、ギイ・ムセでは2ha、年間8000本のみを造っています。 |